撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

ローマの休日

 BSであっていたのをうっかり観てしまった!こんな時間になってしまった!
それでも・・・観ている間、あっという間でした。ほぼ完璧にシーンは覚えているのだけれど、それでも面白い。そうそうアンがジョーに向かって、 You may sit down って言ってたのが面白かったな。言葉はさりげなく自分を顕すものですね。


 ひとつひとつの出来事を王女がかみしめながら味わっているようなのが伝わってきて・・それをジョーもだんだん同じ気持ちで味わっているのが伝わってきて・・・。今日は男の表情が変わっていくのがとても素敵だった。


 車で別れるときのふたりの精一杯の笑顔。記者会見で見交わすふたりのまなざし。そして最後に涙の光る王女の輝かんばかりの笑顔。こんなに哀しい・・けれど、哀しいだけで終わらせていない美しい笑顔を見たことがない・・。


 名作は何度でも新しい物語を見せてくれる。