撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

ようやったな(ちりとてちん)

 喜代美の「ふるさと」にのせておくる「辻占茶屋」。なんてことを
したんだろう・・と我に帰って愕然とする喜代美に、拍手に送られて
帰ってきた草々が声をかける。、髪の毛をもみくちゃにせんばかりに
頭を撫で、肩を揺すり、顔を挟んで「ようやったなあ・・」と。


 ひとは自分がかけて欲しい言葉をひとにかける・・のだと思う。
3年ぶりの落語は、草々にとっても大きな壁を乗り越えた気分だった
に違いない。


 恋の始まりの気分の喜代美ちゃん、本当に恋を実らせたいのなら
辻占なんかに頼っちゃいけないんだってまだ知らないでしょ(笑)


 ともあれ、B子としてはA子は乗り越えなければいけない壁なので
しょう。見ない振りをしても、なくなったつもりでいても、本当に
ぶつかって乗り越えなければ、いつか出て来たときに足がすくんで
しまうかもしれない。でも、怖れることはないと思うよ。草々さんも
いってたじゃん。いっぱい頑張ったから、前にはできなかったことが
いつの間にかできたんやなあ・・って。そんなことってよくある・・
と思う。自分は自分で勝負するしかないものね。頑張ってもどうしよ
うもないときはご縁がなかっただけのはなし。さてどっちに転ぶやら。