撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

自分で考える

 夏休みあとわずか。今日は図工の自由課題を終わらせる!という
次男が、朝からなかなか動き出さない。しびれを切らしていつも
だったらどうするのよ〜!とせっつく私ですが、どうも体調不良の
ため、いや、作戦のため今年は「あとは自分でしなさい。自分で
考えてきちんと仕上げなさい」と言い残して離れてました。


 寝かせること3時間(私が寝てんだろうか・笑)。途中、泣き
ついて来たのも振り払い、途中経過を見せに来たのもほどほどに
やり過ごし、ついに(?)自力で完成させた絵を持ってきました。


 なんともシンプルな絵で、コンクール(一応ね)に提出用という
には欲のないこと・・という感じではあるけれど、それを言うのは
ぐっと我慢。よくできたねえ・・よく考えたねえ・・。自ら、一人で
仕上げたんだからそこんところ評価してよね!といいつつ持って
来た次男、安心して、ここがよかろ?ここがおもしろかろ?と
自分なりの工夫を披露してくれました。


 自分で考えること・・自ら楽しむこと・・それが大事なことは
学校でも、ラグビーでも、そして生活の中でも、分かる人はとても
よく分かっていて、そんな風に指導してくださる。しかし親としての
現実は出来ないと焦り、出来ると欲張り、なかなか子供をてばなしで
誉める余裕がなかったり、我慢してやらせる時間がなかったり・・。


 それでも・・何もしないことが愛情・・のときもあるのだろう。
我慢して待つことで育つものもあるのだと思う。


 ちなみに、夢の中で、どこかの合宿で片づけをして荷造りをして
講義をきいて日誌をつける・・という、夏休みの宿題よりも忙し
そうなことをしていたわたし。こころだけは子供と一緒になにか
しようとしていたのかしら?それともプレッシャーに弱い?(笑)