撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

宮本信子さん(どんど晴れ)

 何だか、不思議な魅力を持った人だ。最初見たときは、「タンポポ
や、「マルサの女」のイメージをどこかに引きずってしまったけれど、
彼女の、話し方や、醸し出す雰囲気が、そうなんだから、それはそれで
いいや。息子としゃべるときの、どうしよう・・とちょっぴり息子に
頼っているような様子と、大女将の前にでたときの、一生懸命自分の
方へ話が流れるように努力しながら頑張って話してるときのギャップが
可愛い。このひと、ほんとは女将になんてなりたくないんじゃない?
息子のためにやってるだけじゃない?って感じの軽みを感じてしまう。


 大女将と、女将と、夏美と、3人で話をしながら、みんな違うこと
考えてて、どこか上の空な気分が、よくある旅館の跡継ぎを巡る女の
ドロドロとした争い・・とは全然違ってて救われます。


 跡取り(予定)息子の蝶ネクタイにいつも笑ってしまう。東幹久さん、
いい味出してるよね!