撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

女のやらしいとこ(芋たこなんきん)

 女は、何かするときに必ず理屈をつけたがる。みかん食べるときは、
ビタミンCがあって体にいいとか言いながらふたつもみっつも食べよる。
もっと、単純でいいんです。好きやから、食べたいから、って
と言う、シンプルの勧めをおっしゃる徳永先生。


 理屈つけて納得させた方が、からだがうごきやすいんやもの・・
という町子さんのいうことも、女として分かる・・。


 でも、心の底を覗いたら、ホントにやりたいことは、理屈をはずしても
やりたいんだろうな。どんなに反対されても、最後には、「だって好き
なんだもん、あたしがそうしたいんやからしょうがないでしょう!」
ってごくごくシンプルになるんだろうね。それだけで動けたら、幸せ。
どんどん年をとっていくにしたがって、そんな風になっていきたいな。
もちろん、単なる我が儘に終わることなく・・ね。


 牡蠣があるからうちにおいで、と理由をつける女と、牡蠣があるから
いこうかな、と誘いを受けた男たち・・。理由がいるうちは、ほんとの
恋ではもちろんありませんね。まだ、往診という理由がある徳永先生だけど
もし、あんたといっしょにいたいんや!とシンプルに言われたら、女と
しては、どうするのかな?町子さん。


 それにしても、「鍋焼きうどん」が美味しそうでしたね。