撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

未来を見る

 昔つきあってた子が「○○がおばあちゃんになるまで一緒にいたい」
と言ってくれた。その頃のあたしは、おばあちゃんになる自分なんて
想像できなくて、大して嬉しくもなくて、そのうち別れた。


 友達と別れて、別の子とつきあい始めた先輩と話したら「あいつとの
未来は想像出来る気がした。予測のつかない未来のほうを選びたかった
んだ」なんていってた。その子とも別れたくせに。


 未来を見ることなんてできるのかな?明日のこともほんとは分からない。
未来のために現在(いま)を選んだりしてるのかな?いまのきもちは
あしたにつながっているのかな?


 明日の自分を今の自分が思いやっている。明日のわたしがどうぞ幸せで
ありますように・・と。今日の自分は、昨日の自分が嫌いにならなければ
いいな、って思ってる。わたしにはいましかない。昨日も明日も私だけれど
それがどんな自分だったか自分なのかは、わたしの知るところではない
というような顔をしている。