撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

純情きらり様

 私にブログの題材を与えてくれた
 色々なことを考えさせてもらった
 毎日、色んな人の意見を見ることができた
 そのなかで、お友達ができた
 独りよがりは恥ずかしいっておしえられた
 優しい男には要注意っておしえられた
 思わぬところで人のそしりを受けることがあるって教えてもらった
 さりげなく優しい人がいっぱいいるってわかった
 美人なだけでは幸せになれないってわかった
 思惑の入ったナレーション(言動)は人を惑わせることがあるって知った
 役者さんと役柄って別物だってわかった
 いい人と好きになるひとってちがうってわかった
 素直な心でいたいと思った
 明日を大事にしたいと思った
           ・・・感謝します


 もう、終わりなんだなあ・・ってここ何日か思ってた。桜子の命が
儚くて、毎日どきどきで、昨日なんか、達彦さんピアノ弾いてて大丈夫?
とか思ってましたもの。昨夜考えたのは、明日が来るってなんでだか
信じてるけど、もしこれきりだったら、これでさよならなんだよな・・
なんて思ってしまって・・。取るに足らない小さなことで、優しく出来
なかったひとにごめんなさい言いたい気分でした。(今もそうか?って
いうと・・・?)


 しばらく忘れられないだろうな・・。笛子さんは、今日桜子に告白したから
私の中では完結したの。そう、笛子はうらやましかったよね、あたりまえだよ
特に小さい頃なんかほんとにそうだっただろうな・・と思う。


 完結しないのは何と言っても冬吾だね。冬吾を主人公にして、一年ものの
朝ドラができるんじゃない?っていうほど、謎を残したままでした。どっかで
できるかな、西島秀俊主演の「冬吾」の物語。


 原作は読んでないのでわからないけれど、そんな風に、だれに光を当てるか
どの人の立場にたって物語をつくるか、語るかによって、数限りない真実が
浮かび上がるということですよね。(まるで、薮の中、のよう?)


 ちょうど、実生活でもそれに近い(?)状況があったので、なおさら
考えさせられました。だれにでも100パーセント満足の解釈なんてあり得
ない。どこかに必ず取りこぼしや破綻がやってくる。だからといって、
すべてをあきらめたり、はじめから斜に構えたりしたくない。


 桜子の生き方は我が儘のように見えて、まっすぐでした。最初は、すぐ
ひとに頼んだり、ひとに愚痴ったりしてたけど、だんだん自分で考える
ようになって自分にできることを、なんの文句もいわずに実行するように
なりました。そして、人の意見やいいぶんも、じっと微笑んできいていた。
自分の考えを押しつけるのではなく・・。
 自分を持ちながら、透明な心でいたい。自分に恥ずかしくないように・・
いろんなことに巻き込まれてもそれを基準にしたい。


 随分いろいろ騒がせた桜子だけど、彼女が一番成長したと思う。それと、
達彦が彼女に影響されて幅が出てきた。一生懸命向き合うと、そのための
道が出来て来るんだなあ・・ってそこはすごく励まされた部分です。


 書きたいことはまだいろいろ・・でも、わたしもまず、自分の生活を
大事にしなくては・・なんてことも考えさせてもらったこの半年でした。