撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

痛みを持ちながら歩く(純情きらり)

 今日3回目の純情きらり。やっと桜子を見ることができた。


 最後のつぶやきが切ない。「どうしてもとりもどせんことってあるん
だね。達彦さんが帰ってきてくれさえすれば何もかも元に戻ると思って
いたのに・・」


 事実は消せない。良いことも悪いことも。その全てが自分を形作って
くれる。自分も、相手も、同じ人間でありながら、昔の自分と相手ではない。
変わらないものなどないのだ。変わらないものがあるとすれば、それは大事に
変わらないように、常に新しくしているのだ。大切な部分を大切に保っている
から、変わらないように見えるのだ。


 大谷博子さんという漫画家の作品の中で、気になる言葉があった。

 どんな季節にも花は咲く・・と。次の季節はやってくる、と。
 大切なひとを亡くした痛みを聞かれて、喪失の苦しみさえ抱えていけると
 わたしを強くしてくれる、周りの人の愛に囲まれているから・・と。

  ちょっとあやふやで、まあニュアンスとしてそんな感じです。


 昔通りには戻れないけど、大切なことを忘れなければ、同じように良い
関係にはなれると思う。傷ついて、汚れて、それでもそれも含めて、自分を
認めることができれば、自分の過去をどこかで赦すことができれば、赦せ
なかったとしても、痛みとともに持つことに耐えられれば、新しい一歩を踏み
出すことはできると思う。「今がしあわせなら、自分の過去は間違って
なかったと思える」と誰かが言っていた。大切なものを見極めて、明日へと
歩いて行けることを祈っている。


 スタジオパーク、本日はキヨシくん。失恋4連発に笑ってしまった。
4回目はまぬけなBGMまでついてるし・・。
 あと発見。福士誠治くんの声と達彦さんの声は違う。(話し方?)福士誠治
という俳優さんが、いかに達彦という人物を細心の心遣いで演じてくれている
かこのごろすごく感じます。達彦さんは、メロメロに好きだけど、福士くんは
冷静に好きになりそうな気がします。