撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

声を合わせてうたおう(純情きらり)

声を合わせて歌おう
みんなが知っている歌を一緒に歌おう
歌いたくなったらどこからでも
歌詞がわからなかったらハミングで


心を合わせて歌おう
みんながどこかに持っている
懐かしい気持が重なったら
見つめ合って歌おう


肩の力を抜いて
しかめっ面をやめて
心に翼をつけてメロディーにのせて歌おう


 笛子の「ほうかもしれんわねえ・・」という言葉が優しく包んでくれる
ように、温かかった。


 鈴村の、「いいときもあったのだから・・」という言葉もまた、とても
心の中の柔らかい部分を思い出すような気持がした。


 大変な時に自分の気持ちだけでなく、人の気持ちや立場を受け入れると
いうことは、なかなか難しい。自分も相手も同じことを考えている人間
なのだということを思い出すことすら難しいときがある。


 みんなで、懐かしい歌を歌うということは、それを瞬時に叶えてくれる
魔法の時間なのかもしれない。どうぞ、みんなの心に、懐かしく温かい
ものが、溢れ出しますように・・・。